横浜市南区K様邸 外壁塗装塗り替え工事
概要
木造・サイディング外壁(2階建)
施工箇所
外壁(ドイツ張りサイディング・ドイツ下見)
バルコニー防水・付帯部(樋・破風・雨樋・軒天井)
シーリング全打ち換え
屋根(人造スレート・出窓屋根・シャッターボックス屋根)
施工内容
既存色から外壁は、水谷塗料、ナノコンポジットWのパステルブルーに塗替え。
既存塗膜はチョーキングするほど劣化していました。
塗り替えで美しい外観になり、まるで映画に出てくる住宅のように変身しました。
現況調査
それでは、建物の既存の各箇所を塗装の専門家の視点で調べていきます。
外壁の調査・診断
様々な箇所を細かく見ました。
全体的に既存塗膜が相当劣化しチョーキングが発生。
しかしサイディング反りや、過度の劣化は無くサイディングの下地は健全の状況です。
但し北側には若干、藻が生えていましたが風通しの良い、台地に建つ住宅のため風雨による劣化はありません。
また、この住宅の既存色は白ではなく、ライムグリーンのようです。
白に見えていたのは、塗料の色顔料が退色したことと、塗膜の劣化で白っぽく見えていました。
北側の外壁には若干藻が付着していました。
サイディングには一箇所だけクラックがありましたが、シーリングで補修可能です。
サイディングの繋ぎ目のシーリングは経年程度劣化していました。シーリングの撤去と打ち直しを行います。
屋根の調査・診断
屋根は3箇所。大屋根と、1階の下屋根が2箇所あります。人造スレートの表面に多少苔や藻が付いています。しかし他の住宅と比べると、苔・藻の付着はかなり少ない部類です。
また、割れ・欠けなどが無く、洗浄と塗装でスレート板を保護できそうです。
屋根金物の雪止めや棟包みなどは、良い状態と思いました。
大屋根には天窓が1箇所ありました。
付帯部の調査・診断
付帯部の調査・診断では建物の上の部位から順に、破風・鼻隠し・雨樋(横樋・縦樋)・窓枠のシリーング・バルコニー防水・シャッターボックス水切り。
その他に出窓屋根・シャッターボックス・バルコニーの笠木等がありました。
どの箇所も状態が良く、塗装でキレイになりそうです。
仮設足場竣工
ご提案した工事内容と工事額に合意いただき、いよいよ外壁塗装の工事が始まります。
近隣への工事挨拶の後、仮設の足場が組みあがりました。
今回選んでいただいた外壁の塗料は、水谷ペイントのナノコンポジットWのため、メーカーの正規施工店である足場用シート看板を設置しました。
次のページから塗装工事が始まります。