概要
マンションの外構部の鉄部改修
施工箇所
飾り門
機械室の鉄扉・鉄枠
駐輪場の鉄柱
配電盤扉
施工内容
マンション外構部の鉄部の改修を行いました。
既存状況は腐食(サビ)による劣化が進行し、マンション入口の象徴的な飾り門が寂しい状況に。
鉄部改修でシンボリックな門が美しさを取り戻しました。
現況調査
それでは、マンション鉄部の現況を見ていきましょう。
飾り門の調査・診断
様々な箇所を細かく見ました。
鉄製の飾り門は塗膜の劣化により鉄面が露出。それによって鉄製角パイプが腐食し、錆による膨張で鉄製角パイプの溶接箇所が破断しています。
また、飾り門の基礎部分のコンクリートも錆の膨張で爆裂し、コンクリート部分も劣化しています。
同じ形状の飾り門が複数個所あり、どの門も同じような劣化が進行していました。
機械室の鉄扉と鉄枠の調査・診断
機械室の鉄扉は扉面は塗膜は劣化しているものの、錆の発生は少ない状況です。
しかし、換気口の造作物廻りに腐食が見られ、虫除けネットが破れています。
また、ドア枠は腐食により複数個所、穴が開いている状況です。
駐輪場の調査・診断
駐輪場の支柱や梁のパイプ等は、既存のパイプ素地が亜鉛メッキされており、恐らく初期の塗装で足付け(目粗し)が不足しているようで、亜鉛の表面は滑らかでした。その結果、既存塗膜が浮いてしまい、その影響で自転車が接触して塗膜が割れて剥がれが発生していました。
しかし、大部分は塗膜が活きている(活膜の)ため、こちらはタッチアップで補修を行います。